一人の時間を大切に出来る人間は、より成長し幸福になれる


 コロナ禍で個人が抱える一番の問題は、『孤独』ではないでしょうか。人間は人に会い、人と集まり、人と話をして、喜怒哀楽を分かち合い、幸福や癒やしを得ています。しかし、現在は新型コロナのせいでそれが出来ません。多くの人が孤独に苛まされています。

 孤独の意義を考える時に参考になるのが、自ら孤高な人生を歩んだドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアーです。彼は孤独をポジティブに捉え、

『全く自己自身の在り方に生きていて差し支えないのは、一人でいる間だけである。だから孤独を愛さない者は、自由をも愛さない者というべきだ。というのは、人は一人でいる間だけが自由だからである。』

 と述べている。孤独は必ずしも悪い事ではない、孤独の中でこそ人間は本当の自由が得られると言っているのです。私がショーペンハウアーの著書でお薦めしているのが、『幸福について〜人生論〜』です。ここで彼か言っているのは、孤独になる事で幸福になれると言う事です。ショーペンハウアーに言わせると、孤独は結局、自分の時間を占有出来る至高の時間なのです。人といる時は、自分の時間を人に取られているわけです。だから自分で自分の思い通りに出来る時間は幸福だと言うのです。

コメント

  1. 一人の時間を大切に出来る人間は精神的にも強く、レベルの高い人間になるという事ですね。

    返信削除

コメントを投稿